推理小説の原点。
この作品が生まれなければアーサー・コナン・ドイルをはじめとする推理小説作家は世に出てこなかったとさえ云われている。かの有名な江戸川乱歩の作家名も彼の名前をもじったもの。
面白いかどうかと問われれば、正直微妙なところですけれど、1841年に発表されたものですし、当時としては前衛的な小説だったと思われます。小説界のパイオニアといいますか。
超人的なまでの閃きと鋭い感性、天才的な推理力を持ち合わせた人物がずばずばと事件の真相を解明していくさまは爽快です。
どうでもいいですが私の読んだやつは、この出版社のじゃないです。