民間防衛 スイス政府編
KAZUYA Channel推薦
なるほど・・・塩が何グラムで・・・油が・・・
というような部分は多少割愛しても構わないと思いますが、随所随所でのまとめ部分は必読です。これはたしかに、生ぬるい現代を生きる日本人の意識に刷り込みたいですね。
"永世中立国"
スイスは、人口だけでみると700万人超ですから、北海道の人口に+αしたくらいの人口に過ぎません。日本の人口は一億数千万、こうみると、とても小さな国に思えてきますが。
日本とスイス間での国交樹立から150年という歳月が経ちました。両国とも似通っている点も多く、国同士の友好関係もとても良好なものです。しかし、圧倒的に私たちが劣っている点、模範としてスイスを見習っていかなければならない点があります。それは、国民一人一人の政治に対する意識の差、政治に取り組む姿勢です。
かたや700万人超と一億数千万。確かに数の違いは、団結を唱えるうえで大きな壁となりえます。さらに、今の日本で「日の丸のもと一丸となって…」なんて言葉は夢想や妄想に過ぎません。もはやそんな言葉唱えるだけで地雷です。
何故こんな事態になってしまったのか、釈然としませんけど、しかし、例えば国民一人一人が僅かでも、ほんの1%でも政治に対する姿勢を改めてみてはどうでしょう?
選ばれた人のみがどれだけ頑張っても、外野が全くの無関心では、どうにもなりません。行政を敷く側も動きようがありませんし、動けません。
福沢諭吉先生の「学問のすゝめ」にはこうあります。
~愚民の上に苛き政府あれば、良民の上には良き政府あるの理なり~
まさにその通りです。全国民とまでは無理かもしれませんが、それでも多くの国民が政治に関心を示して、積極的に向き合っていく。これだけで、全ての人たちに責任が生まれ、動かなかったはずの何かが、少しずつ変化を生じていくものなのです。
一万円を背負う背中は大きい。